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  1. 今、出来ることをする姿勢
 

今、出来ることをする姿勢

2015/01/18

こんにちは。

ohanaグループの石谷です。

最近想うことをツラツラと書いてみたくなりました。

 

世の中の日本の社会における社会問題というのは多岐に渡りますが、今、私たちが取り組んでいるのは親子の愛着の絆に焦点をあてた子育て支援です。

そして、家族の強みに焦点を当て、家族の、親の価値観を尊重しながら赤ちゃんの発達や安心、安定した生活の基盤や繋がりを自立的に見守りながら支え、孤立した家族を地域や社会と繋げていく支援でもあります。

また、虐待が負の連鎖という認識を広く一般に人にも認知して頂きたいという気持ちでもあります。

 

親が子どもを初めて育てるとき、初めてのことに戸惑う母親は多いと思います。

近くに子育て育児をサポートしてもらえる環境がある人と、ない人では、その孤立感に大きな格差が生じるように思います。

自然と安心して子育てが出来るそのような環境にある人もいれば、望んでもそうなれない人もいます。

しかし、そうなれない人に責任があるのだと、それはあなたの選択だと言い切れるものでもないと私個人は思ったりします。

 

世間の認知は低いかもしれませんが、家族が機能不全を起こした末に子どもたちがたどり着く場所の一つに児童養護施設という場所があります。

そこに子どもが来るということは、決して喜べることではありません。

考えてもみてください。

あなたが、家庭や家族という居場所から引き離されるという経験をしたとするならば、どのような気持ちになるでしょう。

子ども時代に戻って、その子の気持ちの目線に立ったイメージをしてみてください。

自分を否定する感情や、劣等感、いい知れない不信、悲しみ、あるいは憎しみ。

愛するがゆえに、愛したかったがゆえに感じる反対の感情がそこにあるように思います。

そうして、施設では家庭に比べると単位が大きくなるが故の規則に管理されたような生活を送るのです。

 

誤解の無いように言えば、児童養護施設の存在というのは社会の底辺を支える大事な場所です。

社会的な役割として必要不可欠だからこそあるのです。

初期の設立が、戦後の孤児を預かっていたというところも多いと思います。

福祉や慈善に基づいて造られている場所なのです。

 

しかし、時代は変わります。

そして、時代の変化と共に、受け入れていくケースの内容も変わってきます。

物質的には貧しくても、心の豊かさに支えられてきた戦後に比べ、時代は大きく変化しました。

今では、物質的には豊かでも、心の貧しさを抱える社会へと変わってしまいました。

 

そんな時代、私自身がそこで務めてきた中で、自立、家庭復帰、愛着の再形成の必要性を感じれば感じるほど、その限界や課題の難しさに虚しさを感じてきたこともありました。

まるで乾いた砂に水を注いでも満たされない何かが常に存在しているような。

それでも、注がないよりは注いだ方がまだましだ。

そんな気持ちで子どもたちと関わっていたようにも思います。

ましてや、その結果というのは誰にも分からない。

結果はどうなるか分からないけど、今、出来ることをする、今、真剣に向き合う姿勢を見せる、今、その子にとって必要だと想うことを伝える。

それだけしか私に出来ることはない、などと。

いつも悶々としながら、結局、自分の意識が還る場所はそれでした。

 

またそうしてきたことが、良かったのか、悪かったのか、今でも分かりません。

おそらく、子ども自身ですらも分からないかもしれません。

 

そんなイタチごっこのような関わりを通して感じていた原因と結果のスパイラルを解くための一つの方法として一すじの光が差したのが、このヘルシープログラムです。

 

初めて親になるお母さんやお父さん、家族へ支援員が出向いてサポートする。

 

孤立するには、それなりの訳があるんです。

特に社会的にリスクが高ければ高いほど、人には軽々しく言えないと思ってしまうものなのです。

でも、決してその家族は支援を待っていないことはないのです。

それは、上手く言えなかったり、伝えられなかったり、傷ついた体験が多すぎてもう理解してもらえない人に言うことを止めた諦めだったりするのではないかと想うのです。

 

人は人に何が出来るかなど、分かりません。

でも、今、自分が出来ることをする。

それは気付けば誰にでも出来ることではないでしょうか。

 

この活動自体、正直この先どのように繋がっていくのか分からない部分もあります。

効果はいかほどか?と誰かに尋ねられてもちゃんとした事は伝えられないかもしれません。

でも、一つだけ自分の経験から言えることは、このプログラムの根幹をなす、親子の愛着の絆は生まれてすぐから始まっている、という考え方に深く共感します。

 

新たな命を育てる母なる大地とも言うべきママとその環境をより良くするお手伝い。

そして、生まれてきた新しい命に、あなたは愛されて育つ存在なのですよ、そう肯定感を吹き込んでいくサポート。

その地道で諦めない姿勢が、負の連鎖を断ち切る手段の一つだという確信。

 

そのために、今、自分が出来ることをする。

難しいと思えば、すべては難しいことだらけだし、出来ないと思えば何一つ出来ない。

大きな何かを成し遂げるわけでもなく、世界最高峰のエベレストだって、小さな石ころ一つ一つで成り立っている。

そんな原点に戻り、本当に一歩一歩です。

ただ成すことを行うことが人を巻き込み、誰かが言っていた、世界を一つ増やしていくという考え方なのではないか、などと。

そんな気持ちで、いつも笑顔で、これからも取り組んでいきたいと思います。




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